綿入 パッチワーク ジャケット

薄地で作る、あったかアウター

以前製作した『kid’s リバーシブル キルト ジャケット』がとても好評だったので、大人服でも綿入りのアウターを作ってみました。

作品を製作してたまったハギレを使って、パッチワークにしてみました。

自分の好きがぎゅっ！と詰まったアウターが完成しました。

使用した生地

作品で使用した生地の残りを並べて、バランスを考えながら新しい生地をプラスしていきました。お気に入りだけど使用機会のなかった生地がぴったりハマったのが嬉しかった！

過去の作品で残ったハギレを使いました

使用した生地は上のバナーから一覧ページでチェックできます。ここにない生地はすでに販売が終了しています（今のところ再入荷の予定はありません）。

それぞれの作品の製作日記はこちら

アウターというと厚地が良さそうですが、綿入りの場合は薄地＆普通地が扱いやすいと思います。厚地だと少しもったりしてしまって、せっかくの軽さが楽しめないかもしれません。裏地に密度の高い生地を当てるとさらに防寒になると思います。

使用レシピ

2023年4月発行なので、そこまで古い本ではないのですが、すでに販売終了になっていました。素敵なパターン本が次々に発売されていてとても嬉しいのですが、「あとで買おう」なんて思っているといつの間にか入手困難になっていることがよくあるので、気になったら即ゲットが鉄則と思っています。絶版の本でどうしても欲しい場合は、古本かフリマサイトを探すと見つかることも◎

こちらの「No collar jacket」のレシピを使用しました。

今回の用尺

• 表地（110cm幅のブロックプリント７種合計）おおよそ230cm
• 裏地（112cm幅 80ローン）220cm
• 中綿（中厚キルト芯 125cm幅）160cm

アレンジ箇所

• 表地をパッチワークにした
• ループエンドをタッセルにした

パッチワーク

それぞれのパターンにハギレを置いてバランスを見ながら配分。難しく考えすぎるとわからなくなるので、直感的に…！

少し大きめにハギレを接いでから、パターンを乗せて裁断しました。

残りがちな細いハギレも有効活用。部分的に縦ラインがあるとスッキリ見える◎

ループエンドのタッセル

木版プリントとタッセルの組み合わせがたまらなく好き。ベージュのフリンジに締めのゴールドを合わせました。

揺れ＆軽さが良い仕事してる…!!

こちらの糸を使用

ベージュの糸は２つのタッセルで全て使い切りました。

簡単な手順

糸の太さも大きさもボリュームも好きなようにできるのが◎

作ってみて感じたこと

以前作った子供用のジャケットは格子状のキルトにしたので張り感が出ましたが、今回は表面にステッチがかからない分、ふんわりソフトな仕上がりになりました。

デザインはとてもシンプルで、縫いやすいかったです。アウターにつきものの、衿やボタンホールなどの細かいパーツがないので、気負わずトライできます◎アウター初挑戦の方にもおすすめ！

着てみました

ふんわり暖かくて、とっても軽い、理想的なアウター！

質感がなめらかな薄手は綿入りアイテムに向いていますね。部分的に普通地も使っていますが、そのMIX感がまた良い感じ。

適度なゆとりもあって袖が通しやすいのも◎ついついこればっかり羽織ってしまいそうな着心地の良さです。

今回使用した２種の生地のカテゴリー

生地の組み合わせは自由に考えるのが楽しい！お手持ちの生地も合わせて、ぜひお気に入りを探してみてください〜。

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